くちびるよせて
今日は法務局から我が家が近い、とお使いに直行だったので、
日曜に4時間しか寝れなかった(8時間で通常運転)分寝た。
22時過ぎには意識が飛び9時前まで爆睡していた。
0時前に寝る生活も悪くないな、と思いながらぼーっと起き、
バスに揺られて小雨に降られながらバス停から歩きつつ、
iPodからシャッフルで流れるのはKinki Kidsのカナシミブルー。
ちなみにお母さんと妹2人も剛派の我が家で唯一私は光一派。
根暗でめんどくさがりで手を抜くところをわかってるとこが好き。
本社のお偉いさんたちに振り回された2週間もようやく過ぎ、
今度は中国人ちゃんが再び来日し(たぶん今回が最後)
自分の居ぬ間に雇われた中国語と怪しい日本語を操るおばさまに
対抗心を燃やしまくっている姿を私は一歩後ろから見ていた。
言葉がわからない国へ本社から派遣されてきた中国人ちゃんは
私が喋る英語を通じて皆と会話していたのだけれど、
もう中国への全てのやり取りをおばさまを介してすることになり、
別に彼女がこのオフィスに居なくても仕事が出来ることに
彼女を含む皆が気付いた。しかもより仕事がスムーズに進むことも。
今日の彼女は自分の存在意義を主張することに必死で、
言えば言うほど彼女の立場が悪くなるのだから割り切ればいいのに、
と彼女を突き放す自分は本当に冷たい人間だなと思う。
彼女と働いて半年、社長命令で初日にランチに連れ出した以外は
一度も、ランチの時間ですらプライベートな時間を一緒に過ごしたことはない。
子供じゃないんだし、ネットもあるんだし、嫌なら仕事なんて辞めればいい。
そんなことを打っていたら自分の周りから友達が減った理由が、
最近一人で行動することがどんどん楽になってきた理由が、
なんとなくわかってきたような気がして、今日も唇の薄皮をむく。